初めて痴漢を行った時の衝撃は、負けが込んでいる時に一発逆転勝ちした時と似た感覚
日本初の痴漢の専門書”となる『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス)を上梓した、精神保健福祉士で社会保険福祉士の斉藤章佳(あきよし)氏
12年間で約1,000件の性犯罪者の再発防止のための治療にあたってきたという
強姦、強制わいせつ、小児性犯罪、盗撮、下着窃盗、露出などの性犯罪行為のうち、痴漢は約半数にものぼる
痴漢行為に及んだ人たちは、大学卒の学歴の持ち主だったり普通の家庭を持つ、いたって普通の男性が多い
そういった人たちはおそらく、
痴漢なんてやってはいけない事
痴漢する男性は最低な人間
自分はそんな人間にはならない
と、思っていた事だろう
そういった人たちが、
なぜ、やってはならない痴漢行為におよんだのか
斉藤氏によると
満員電車の中で、偶然にも触れてしまった女性の身体があまりにも気持ちよく行為に及んでしまった
他人が痴漢行為をしているのを見て、女性が悲鳴を上げないのを見て自分もうまくいくと思った
とあります
これはパチンコにのめり込んでしまったパチンコ依存症の人たちとよく似ていると思われます
何気なく入ってみたパチンコ店で、偶然にも簡単に大当たりを引き当ててしまって、それから毎日のように通うようになった
他人がドル箱を何箱も積み上げているのを見て、負けが続いていてもいつかは自分もドル箱の山に囲まれたいと打ち続ける
- 痴漢はやってはいけない行為
- パチンコ店に通い続けて、お金を散財するのはよくない行為
どちらも分かっていてもやめれないのです
パチンコ依存症の方は、さすがに痴漢なんて自分がやる訳がない
犯罪行為と一緒にしないで欲しい
と思うかもしれません
ですが性犯罪者からも
パチンコなんてお金をドブに捨てるようなもの、なぜそんなにのめり込むのか
と思われているかもしれません
ただ、どちらも共通しているのが
やってはいけない行為を
やめたいのにやめれない
という事です
痴漢は犯罪であり、全くしてはいけない行為ですが
最初の1回だけなら、バレることなく性犯罪者扱いされる事はなかったでしょう
パチンコも程よく遊ぶ程度なら、パチンコをやっている事に後ろめたさを感じたり、後悔する事もなかったでしょう
取り返しのつかない状況まで続けて、自分を見失ってしまった結果
という点では同じではないかと思います
みなさんはまだそこまでいっていない状況であるなら、今一度自分を見つめ直して、
このままでこの先後悔する事はないのか
考えて頂けたら幸いです
性犯罪者の専門家から
痴漢行為とパチンコの大当たりの感覚を同じようにたとえられるほどに、パチンコは人の心を惑わす麻薬のような作用があると思います
あなたが最悪の事態に陥る前に、このサイトやサポート機関などを通じてパチンコをやめる事が出来るよう願っています