ベテランのパチンコライターが語る「それでもパチンコはなくならない」




ビジネスジャーナル記者が聞く、業界歴四半世紀という、ベテランのパチンコライターが語るパチンコの裏事情

ビジネスジャーナル

 「射幸性にかんしていってしまえば、レートを下げてすべてを1円パチンコにしてしまえば済む話ではあるんだけど、それはやらない。なぜなら、それをやると業界が本当に沈没するから。今回の規制は、まぁ厳しいけれど、玉の値段、1玉=4円というレートには規制が入らなかったから、『最悪のケースには至らなかった』ともいえるんだよね」

今更ながらその通りでした

パチンコ店や客にとって厳しいの出玉規制に目を奪われていましたが、レートを例えば1円以下にしてしまえば、パチンコ依存症の金銭問題に対する即効性のある解決策と思われます

 「業界には『オリンピック前だからしょうがねぇな』『終わったらある程度、緩和されるだろう』という楽観論もないわけではない。そもそも、パチンコ業界を本気で潰そうとすると、それはそれでいろいろ各方面に問題が出ちゃうから。何せ警察庁長官が国会で『換金所、存じあげない』と答弁しているわけだし(笑)」

パチンコ店には今回の規制でも、最悪の事態にはならないだろうという憶測があるようですね

とはいえ、体力のない中小パチンコ店は倒産しているのも事実ですが

このパチンコ店の楽観的観測は何か事情があるようですね

 「そのリミット(猶予期間)がどのていど設けられるかでも展開は大きく違ってくるんだけど、いずれにせよ、ホールは結構なお金を用意しないといけない。パチンコ台って1台40万円近くするからさ。さらに昨年、業界では警察に怒られてというか、ご指導を受けた結果、自主的に『射幸性の高い台は撤去します!』といういわゆるマックス規制をやったんだよ。ホールのドル箱だったマックスタイプをすべて撤去して、大して売り上げの上がらない台に入れ替えてるわけ。たて続けにこうも金を使わされたら、体力的にもたないホールは当然、出てくる。大手チェーン以外は生き残れない時代っていわれているけど、大手でもきついところはでてくるだろうね」

もちろん資金力のなパチンコ店は続けていけないでしょう

生き残るのは大手パチンコ店

北朝鮮と繋がっていると言われるいくつかのお店もそれにあたりますね

そしてこれだけ頻繁にパチンコ台を入れ替えを強要し、最終的に利益を得るのははたして誰なのか?

そしてその方々のお金に絡んだ思惑が今回の流れを作っているのではないでしょうか?

「衰退の方向に向かっているのは間違いないけど、パチンコ台を検査する機関というのが、警察の天下り団体で、OBの大事な受け入れ先だし、何より斜陽とはいえそれでも20兆円産業のパチンコ業界を潰す気はないと思う。そうなったときに、もし経済に悪影響が出たら誰が責任とるんだって話になるからね」

こういった状況がパチンコ店、ひいてはパチンコ客の負担を増大させる結果となっているのでしょう

結局、パチンコ客は純粋にパチンコを遊戯をして楽しむのではなく、警察やそれを取り巻く業界に弄ばれているだけなのかもしれません

彼らはきっとこう言ってます

「何度規制したって、どうせあいつらはパチンコやめれないし(笑」

もう明日から、パチンコ行ってやらなくていいんじゃないでしょうか?



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