たった1,000円の重さ、生きるためのお金とパチンコ代のお金の価値




連休中の日曜日

今日もパチンコしない

皆さんの予定はどんなでしょう?

お昼ご飯は何食べますか?

お昼ご飯に1,000円使うのはもったいないですか?

500円くらい?

お弁当と飲み物で700円ぐらいとか?

最近、将棋の藤井蒼汰五段が1,000円の昼食をとってる事について批判の声があがっていましたね

「カツカレーと生卵1,000円は贅沢過ぎる」

実際にはそういった声はほとんどネットにはあがっておらず、まとめサイト管理人の自作自演ではないかと言われています

藤井蒼汰五段ほど活躍していて収入もある将棋界の期待の星に、いくら中学生だからと昼食代に1,000円使うのを批判出来る方がいるとは思えません

もしいたら、その方がどれくらい質素な生活をされているか見てみたいものですね






たかが1,000円されど1,000円

1,000円の昼食代が高いか安いかは、その人の生活レベルの違いだと思いますが、

パチンコ依存症の人間とって

1,000円札はまるで紙切れ

パチンコやめれなかった自分が言うので間違いないと思います

1,000円札なんて小銭

お金は1万円札から

数千円が数十分でなくなるのは当り前

だって増えるかもしれないし

そんな考えで、1,000円1枚の価値など考えずに台間サンドに投入していました

そのくせ、自分の着るものや食事、欲しいものなどはケチる

ホントは欲しいくせにお金をパチンコに使いたくて、必要ないからと諦める

結局、稼いだお金はパチンコにいくら使えるかという事ばかり考えていたような気がします

それでも生きている事には困らないから

実際には、どれだけ心がすさんでいっているか気が付かないフリをしながら

今1,000円がないと生きていけない生活

今まさに1,000円札1枚がないと明日から生きていけないとしたら・・・

そのお金までパチンコに使ってしまうでしょうか

大半の人はそれまで使ってしまう事はないと思います

家に帰ったらご飯はあるとか、誰かから借りる事が出来るといった人は別ですが

今すぐ1,000円が必要なホームレスの話

『あの。これ仕入れてくれませんか。暖かいです。寝心地いいです。2000円でいいです。いや1500円でいいです』

突然話しかけられたので、驚きながら顔を曇らせると

『1200円でも、1000円でも。たのんます。仕入れして歩いてるんですよね?お願いします。助けてください。』

と言われた。
リヤカー引っ張ってるから朝市の物品を探し回ってると思われたらしい。

『いや…。えっどうしたんですか?』

と事情を聞くと、明日の朝から仕事を貰えて朝六時までに伊丹方面(兵庫と大阪の県境付近)に行かなきゃならないという。

今日もさっきまで仕事だったけどゲンナマで貰えなかったと嘆いていた。

どうしようもないから、寝るのに使ってた低反発マットレスを売って千円にでもなれば伊丹までの電車賃になり、朝六時から仕事に就けるという。

これはリヤカーで全国を旅していた方の話で、2014年の事です

この方もその旅の間はお金がなく、ホームレスのような生活をします

お金が無いわけではないですが、マットレスおじさんにはお金は貸してあげなかったようです

この時、彼にもマットレスおじさんにも貴重な1,000円

そう簡単に見ず知らずのおじさんに渡せるはずもありません

結局、マットレスおじさんはまた仕事に向かうためのお金を求めて歩き続けます

そんな生き方をしてる人がいる時に、自分は湯水のように紙幣をパチンコの台間サンドに流していた気がします

もちろん彼らと自分にはなんの関係もありませんし、気に病む事はないのですが、「お金とは」と考えさせられる話です

気になった方はこちらで全文が読めます

1万円で買った原チャと3000円で買ったリヤカーを連結して25km/hで牽引しながら日本列島周回中~   おじいさんに驚かれ、女子高生に笑われ、猫に凝視され、犬に吠えられる。そんな32歳のお騒がせブログ。

自分が稼いだお金ならば何に使おうが文句の言われようはないと思います

ですが、もしパチンコに行って台間サンドに1,000円札を入れようとした時に思い出してみて下さい

たった1,000円札1枚がとても貴重で、明日を生きるために必要な人もいるという事を



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